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作品紹介 13gallery 13

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『#布団たたき』


布団たたきって、実は良くないという話、ご存じでしょうか。

叩くと埃が出ているように見えて、そのほとんどはちぎれた中綿で、
叩くことによって中綿はボロボロになって、保温力も低下する…という説があります。

批判されるべきところなんて、誰にでもあるのかもしれません。
でも、批判するだけだったら、傷つけてしまうだけなんじゃないかと思うわけです。

『#消しゴム』


僕には、できることと、できないことがあります。
当たり前のことだけど、そんなことを考えました。

鉛筆の線なら消すことはできるけれど。
何かを失った悲しみや、抱え込んだ不安なんて消すことはできなくて。
でも、摩擦で熱くなる消しゴムみたいに、あたためるくらい、できれば良いなぁと。 

『#蛙』


やっぱり、おたまじゃくしのままの方が良かったなぁなんて、思うことはあるんでしょうか。

水の中にいたときには、陸の上を歩いてみたいと思っていたけど。
脚が生えて、肺呼吸を手に入れたら。
自由に泳ぐことはできなくなって、エラ呼吸はできなくなるんですよね。

『#パソコン』


職場で後輩を指導する機会を持つ中で。
厳しさを持って接することって、難しいなぁと感じます。

優しいだけだと駄目な場面もあって、厳しさと優しさを兼ね備えないといけないなぁと。

『#トースト』


淹れたてのコーヒーと、こんがり焼けたトーストの匂い。
何でも無い休日の、まったりした時間。そんな土曜日が幸せです。

「身を焦がす」には、興奮し、高揚するという意味と、悩む、苦しむという意味があります。
気持ちの高まりは、悩みや苦しみと同じ中にあって。
ちょっとした苦みの中に、幸せがあったりするのかなって。

『#懐中電灯』


本当は、世界を明るく照らせるような太陽に憧れていたけれど。

実際は、自分がこれから進むべき道も見通せなくて。
今いる場所でさえ、ときどきわからなくなってしまいそう。

自分の足元や、すぐ近くにいる人くらいは、見失わずにいたい。

『#クルミ』


くるみ割り人形なんてものがあるほど、硬い殻のあるクルミ。
内側にある種子は栄養価が高く、いろんな効能が期待されるそうです。

力いっぱい殻を割ろうとすると、中身を傷つけてしまうかもしれないけれど。
傷つけることを恐れていたら、何も得られないのかもしれない。

『#カッター』


素晴らしい、素敵、優しい、感動、可愛い、面白い。
僕の中が、そんな感情で溢れていたら、誰かを傷つけることも無いんだろうか。

傷つけてしまった分だけ、自分の嫌なところに目が向くわけです。
駄目だな、いけないなって。反省して、刃が折れて。
いつか傷つけないでいられるように、なれるだろうか。

『#ハードル』


「ハードルなぎ倒し男」の異名を持つ、アレン・ジョンソン。
2000年に開催されたシドニー・オリンピックにおいて、110メートルハードルに出場。
10台中10台のハードルにひっかかり、倒しながら進んだそうです。

乗り越えられないハードルを前にしたとき、諦めたり、その道を避けてしまいがちだけど。
ぶつかっても、ひっかかっても、前に進んでみるべきかな、と。

『#ワニ』


有言実行。自分にプレッシャーをかけてまで、何かを成し遂げることは怖いものです。
なかなか、そんなに強い信念を貫く勇気なんて、持てないけれど。

でも、地べたを這うように、一歩一歩でも。
少しずつ、進んでいけたなら。

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